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  • 副業で破滅しない為に!副業を始める人が知っておくべきポイント

副業と起業

副業を推奨する機運は高まっています。ですが、良く解らずに副業を始め、人生を狂わせてしまう人もいます。

実は、副業のリスクが低いとは限りません。副業には様々なタイプがあり、本人は副業のつもりでも、実質的には起業と変わらないケースもあるのです。また、起業以上に気をつけなければならない点もあります。

この記事では、「副業を考えている人が、最低限知っておくべき事」について解説します。

副業する人が最初に知っておくべき事

副業する人が最初に知っておくべき事は、「勤務先が副業を許可しているからといって、どのような副業を行っても大丈夫な訳ではない」という事です。

「どのような副業であれば問題ないのか」という点については、個々に判断するしかありません。しかし、「現職(今の会社の今のポジション)にいるからこそ出来る副業を行う場合」や「副業を熱心に行った結果、勤務先での仕事が疎かになる可能性がある場合」は危ないと思って頂いた方が良いでしょう。

貴方が始めた副業が会社にとって不都合なものであった場合、貴方の勤務先には様々な行動を起こす権利があります。まず、この事については、良く覚えておいて下さい。

副業の3つの種類

「準備すべき内容」や「リスクの大きさ」から、副業は3つの種類に分ける事が出来ます。

受け身で良い副業

1種類目は、「基本的には、ほとんど何もしなくても収入が得られる」タイプの副業です。

例えば、「不動産収入(マンションの部屋などを貸して家賃を得る)」や「投資収入(株などで儲ける)」などです。

このタイプの収入は、ほとんどの職場で問題とはされません(公務員など一部の職場では問題となる事があります)。税金面やインサイダー取引などの面で問題を起こさないようにさえ気を付けて頂ければ、注意して頂く事はありません。

勿論、収益が実際に得られるかどうかは別問題です。専門家のサポートを受けるなど、しっかりとした準備をした上で始める事をお勧めします。

単発取引の副業

2種類目は、「余力の範囲でのみ、作業を請け負う」タイプの副業です。

例えば、「空き時間を使って完了できそうな依頼があった場合のみ、自宅で出来る作業を請け負う契約をする」といったタイプの副業です。うまく仕事量がコントロール出来るのであれば、在庫を販売するような商売も、このタイプに含める事が出来るでしょう。

このタイプには、「副業によって発生する負担を、自分でコントロールできる」という特徴があります。

多くの会社が想定しているのは、このタイプの副業です。副業を認めている会社においては、勤務先での仕事に悪影響が出ないようにさえ気を付けていれば大丈夫でしょう。

事業としての副業

3種類目は、「収入の為の活動を行う」タイプの副業です。

「日々、収益拡大の為の活動を行う」場合や、「継続的に、問い合わせや出荷・納品に対応しないといけない状態」が想定される場合は、このタイプに該当します。

このタイプの副業は、「勤務先での仕事(本業)と副業のどちらの活動が生活の中心なのかが曖昧になりやすい」という特徴を持っており、「本業に集中出来なくなる可能性」があります。

この為、勤務先との間でトラブルが起きる可能性は高いと理解して下さい。

もし、このタイプの副業を始めるのであれば、最低でも、「会社員生活との両立を可能にする為の仕組み」を事前に準備するべきです。もし、それが用意できないのであれば、このタイプの副業は止めておいた方が無難です。この点については、後ほど詳しく取り上げます。

副業としての事業内容についてのおすすめ

もし、貴方が「副業したいが、何をするか決まっていない」状態なのであれば、事業内容を検討しなければなりません。

良く聞かれるのは、「貴方の経験や強みを活かせる仕事が良い」というアドバイスです。しかし、そのアドバイスは、そのままの意味では受け取らない事をお勧めします。

なぜならば、「貴方の経験や強みを活かす」という事を素直に考えた場合、「貴方の現職での経験や、今の職場で得られた強みを活かす」という考え方をしてしまう可能性が高いからです。

そして、その方向性での副業に、「勤務先との間でトラブルになりやすい」という問題点がある事は前述の通りです。

また、その問題がクリアされたとしても、勤務先の仕事の延長線上での副業は、「気分が切り替わらないので、副業のモチベーションが上がりづらい」や「本業と副業で、忙しい時期が揃いやすい」といったデメリットがあり、お勧めし辛いのです。

ですから、副業の仕事内容を新規に考えるのであれば、「本業とは関係ない視点で考える」事をお勧めします。

例えば、学生時代に打ち込んだものや趣味があれば、そういった所から考えてみるのも良いでしょう。今の勤務先で活かせていないスキルがあるのであれば、それを活用する事もお勧めです。

なお、現在の勤務先で活かせていない経験やスキルは、本人も忘れてしまっていたり、自分では気付けていなかったりする事も多いものです。ですから、「そんなものは自分にはない」とは考えず、じっくりと探してみる事をお勧めします。

副業を失敗させない為のアドバイス

最後に、副業を失敗させない為のアドバイスです。

副業は、うまく本業と両立させる事が出来れば、収入面の改善効果だけでなく、自分を高める事にも繋がります。

しかし、日本においては、副業は未だ一般的ではなく、リスクも十分に理解されているとは言えません。ですから、必要に応じて専門家を活用し、リスクをうまく回避しつつ副業を始める事をお勧めします。

特に、貴方の副業が、以下のいずれかに該当する場合には、自分一人だけで準備を進めていく事はお勧めできません。

  1. 事業内容が見つからない場合
  2. 本業との関係が否定できない場合
  3. 事業としての副業を始める場合

以下、それぞれの点について解説していきます。

事業内容が見つからない場合

1点目は、前項で取り上げた内容です。

ある程度、自分一人で事業内容について考えても、「自分に向いている事業内容が見つからない」場合には、無理に考え続けない事をお勧めします。

そのまま検討を続けても、大抵、「無理に事業内容を見つける結果」となり、あまり良い結果とはなりません。具体的には、「貴方がモチベーション高くできる」「十分に収入が期待できる」といった条件を満たさない事業内容が候補に挙がる事が多いのです。

ですから、「貴方が気付いていない可能性(経験、強みなど)」を見つけ、それを「収益を上げやすい副業」と繋げる為に、プロの力を借りる事をお勧めします。新規事業の立ち上げを支援している専門家であれば、そのような作業は得意です。

本業との関係が否定できない場合

2点目は、この記事の冒頭で取り上げたリスクです。

貴方の副業が、「現職だからこそ出来るものである場合」には、「勤務先のノウハウを、貴方個人の商売の為に使っている」と疑われたり、「勤務先の仕事を貴方が奪っている」と疑われたりしてしまう可能性があります。

そして、勤務先とのトラブルが現実のものとなった場合、貴方の人生計画すら狂ってしまうかもしれません。貴方が始めようとしているのは、あくまで「副業」です。本業の立場を危うくするような事はするべきではありません。

ですから、本業との関係が否定できない副業を予定している人は、事前に「どのようなリスクが想定されるのか」を専門家に相談しておく事をお勧めします。

事業としての副業を始める場合

最後の3点目は、「副業の種類」についての解説の所で取り上げた内容です。

貴方の副業が、「時間に余裕がある時に、作業を請け負う」といったタイプではない場合には、「副業だから気軽に始めて良い」という考え方は捨てて下さい。

そのような副業においては、起業と同じ水準の準備が求められます。そして、それに加え、本業との両立を可能とする為の「ビジネスの仕組み」をしっかりと準備する事が求められます。

本業と両立させる為の仕組みとしては、繁忙期を想定して、「業務をアウトソース(外注)できる用意をしておく」や「業務の自動化を進めて、労力がかからないようにする」などが一例です。

今は様々な技術がありますし、サービスも発達しています。ですから、ビジネスモデルを工夫する事で、以前であれば「本業としてでしか出来なかったビジネス」であっても、副業として実現させる事は可能になっています。

ただし、難易度は高くなりますので、ビジネスの立ち上げに自信がある人を除いて、起業の専門家への相談をお勧めします。

なお、副業を検討する中で、起業を考える事があるかもしれません。その場合は、起業も含めて検討を進めるようにして下さい。魅力的な事業が見つかった場合、本業の事を気にせずに事業を開始したくなるのは自然な事です。

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